建築基準法第12条改正に基く特殊建築物等定期調査報告に対応した
高精度赤外線外壁調査
Thermography professional centralized analysis system human speciality resource
平成20年4月1日から建築基準法第12条に基く定期報告制度見直し
手の届く範囲を打診その他目視で調査
改定
竣工・外壁改修等から10年を経てから最初の調査の際に外壁を全面打診等により調査
国土交通省住宅局建築指導課建築物防災対策室資料より抜粋
所有者・管理者に課された義務であり、定期報告をすべきであるのにしなかったり、虚偽の報告を行った場合には罰則の対象(百万円以下の罰金)となります。
対象の特殊建築物等
- 劇場、映画館
- 観覧上、公会堂
- 病院、養老院、児童福祉施設等
- ホテル、旅館
- 共同住宅
- 学校または体育館
- 博物館、美術館、図書館、スポーツ施設
- 百貨店、展示場、競技場、待合、料理店、飲食店
- 事務所等(5F以上)
落下により歩行者等に危害を加える可能性のある部分についての全面打診等 調査
国土交通省住宅局建築指導課建築物防災対策室資料より抜粋
- 外壁調査範囲に足場等設置してテストハンマーで全面打診
- 赤外線調査
・・・打診により健全部分と剥離部分を設定し、その部分が明確に温度差を生じることを赤外線装置で確認してから、本格的な調査・・・・
長所
- 調査用足場を使用しないので安全性に優れている。
- 非接触で広い面積を短時間に調査できるので作業効率がよい。
- 判定値は熱画像として記録・保存・再生できる。
短所
- 壁面方位により測定に適した時間帯が異なる。
- 雨の日、風の強い場合には測定が難しい。
- 調査壁面と赤外線装置との間に障害物があれば測定できない。
全面打診と高精度赤外線外壁調査の比較
足場やゴンドラによる全面打診方式 | 高精度赤外線外壁調査 Therchシステム | |||
(1)コスト | × |
| ○ |
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(2)調査工期 | × |
| ○ |
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(3)建物利用者への影響 | × |
| ○ |
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他の赤外線調査と高精度赤外線外壁調査の比較
他の赤外線調査 | 高精度赤外線外壁調査 Therchシステム | |||
(1)サーモグラフィー | ? |
| ○ |
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高性能機種を使いこなし、ハード/ソフトの性能を充分引き出す事が重要 | ||||
(2)解析精度 | ? |
| ○ |
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専門医と同じように、建築物の赤外線データの正確な解析には、熟練や慣れが重要 | ||||
(3)会員網 | ? |
| ○ |
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全会員共通のサーモグラフィー/共通の基準/共通の解析体制の有無が重要 |